実験、挑戦

今日は昼に9月の朗読ライブの打ち合わせ、限りなく未知数ですが面白くなると思います。
夕方はピアノ屋さんに伺い、11月にコンサートをさせていただくことになりました。
今まで弾いたピアノの中では一番自分の音楽と合う気がしました。
秋以降のコンサートがぼちぼち決まってきているので、詳細追ってお知らせします。

そして、夜は大野和士さん指揮のリヨン歌劇場管弦楽団のコンサートを聴いてきました。
やはりRavelの音楽は熱烈に好き。
Ravelのオーケストレーションは本当に音がうねる、動く、鳴る。
演奏も素晴らしかったです。

先日の名古屋で大島先生方とピッツェリアで話していたことを思い出しました。
当然文学の話ですが、川端康成の小説は駄作も多いが、駄作の上に傑作が成り立っているという大島先生のお言葉。
駄作=実験的作品ということだと思いますが、Ravelの作品も大いに実験的で、それまでに誰もやっていない、数々の実験の末に「ダフニスとクロエ」のような素晴らしい作品が生まれているのだと思います。
「ダフニス~」もかなり実験的だとは思いますが。
Beethovenが第9交響曲まで挑戦を続けたように、作品を作り続ける限りは実験、挑戦、果てしのない旅です。

Popular Posts