28 Nov 2013

CDエピソード②

今回のCDで、唯一自慢したいこと、それは、ライナーノーツを大島裕子(おおしまひろこ)さんに書いていただいたことです。
大島裕子さんは、ご主人の大島龍彦さん同様、「智恵子抄」研究者としてたくさんの本を書かれています。

2010年に「智恵子抄」の朗読公演を行った際、下調べのため、光太郎・智恵子に関する本をいろいろと読んでいました。
そのときに一番身近に置いていた本が、大島裕子さんの「智恵子抄を歩く」という本でした。
この本では、光太郎と智恵子が二人で歩いた足取りを、年代、エピソードに沿って紹介されています。
実際に福島や九十九里など訪れたときに、どれだけこの本のお世話になったかわかりません。
その著者である大島裕子さんと、後に交流させていただくことになるとは思いも寄りませんでした。

「智恵子抄」の公演を終えた翌年でしたでしょうか、高村光太郎の連翹忌(4月2日・光太郎の命日)に毎年行われている会への出演依頼をいただきました。
そのときは残念ながら予定が合わずお断りさせていただいたのですが、そのことをきっかけに、大島ご夫妻と交流を持たせていただくこととなったのです。

今回CDを作るにあたり、ライナーノーツは大島裕子さんに書いていただきたいというのは一番最初から頭にありました。
お願いしたところ快くお引き受けくださり、とても素敵な文章を書いてくださいました。
私のCDに大島裕子さんの文章が書かれているなんて、不思議な気持ちで、身に余るとはこのことです。
是非読んでいただきたいです。

自分が何かあるテーマを持って動き出すと、必ず新しい出会いが訪れます。
私はそういう出会いによって生かされている、音楽を続けられていると言っても過言ではありません。
私のような活動は、一人でできることは何一つありませんから、一緒に取り組んでくれる仲間、協力してくださる方々がいてこそのことです。
今回のCDやコンサートでは本当にそのことを感じました。
皆様に感謝致します。

9 Nov 2013

CD購入について

CD 『智恵子抄』による ピアノとクラリネットのための小曲集 は、
Amazonで購入できるようになりました。

CDエピソード①

先日のコンサートでは、前半たくさんお喋りをしました。
久しぶりのコンサートということと、初めて来てくださるお客様もたくさんいらっしゃったので、CDのことやこれまでの活動のことなど、取りとめもなくいろいろとお話させていただきました。

コンサートの中でもお話しましたが、今回のCDを発表するまでの経緯は3年前に遡ります。
正確には、クラリネットの新實紗季さんと出会ってからのことですからもう少し前になりますが。
2010年に行った自主企画の朗読公演で「智恵子抄」を取り上げることになり、そのときに音楽の編成は真っ先にピアノとクラリネットだ、と頭に浮かびました。
その少し前に新實さんの演奏を聴いていて、素晴らしい、一緒に何かやりたい、と思っていたので、「智恵子抄」だったらできると直感しました。

新實さんはクラシック一辺倒の人なので、まず音に対しての集中度がものすごく高いです。
そして私の音楽をどのように演奏したら良いか、一から考えてくれて、また私の意向を実に正確に汲み取ってくれます。
こういうことは分析力、構築力、さらに柔軟性がないとできないことです。

録音も二人で試行錯誤し、格闘し、とても大変でしたが、出来上がった音を聴いたときに、新實さんの音がまるで自分が演奏しているかのように自然に感じられて、驚きました。

今回新實さんと録音に取り組んでみて、たった一人で完結するよりも、共演者と共有しながら自分の作品に向き合うということは、非常に意味のあることだと思いました。

素晴らしい共演者に恵まれ、本当にありがたいです。

彼女とはまだ一緒に取り組みたい作品があるので、これからもよろしくお付き合いいただければと・・・。

5 Nov 2013

CD 『智恵子抄』による ピアノとクラリネットのための小曲集




荒野愛子 2ndアルバム
『智恵子抄』による ピアノとクラリネットのための小曲集

荒野 愛子 ピアノ・作曲
新實 紗季 クラリネット


[曲目]
1. アトリエにて
2. 人類の泉
3. 深夜の雪
4. 僕等
5. 樹下の二人
6. あどけない話
7. 分岐
8. 風にのる智恵子~千鳥と遊ぶ智恵子
9. 値ひがたき智恵子
10. 同化
11. 終曲Ⅰ--亡き妻智恵子
12. 終曲Ⅱ--夜風も絶えた


発売日 2013年10月20日
Cafecats Music(CCR-0002)

Amazon にてご購入いただけます。