29 Oct 2013

コンサートのご報告

26日のコンサートは、おかげ様で満員御礼でした。
とても久しぶりのコンサートにも関わらず、たくさんの方にお越しいただき、CDの完成をご報告することができました。

前半はピアノソロで、前のアルバムの曲などを弾きました。
セットリスト以下記しておきます。
1、三つの季節の詩(オトヒトシズクより)
2、人類の泉(智恵子抄より)
3、滑稽な紳士(オトヒトシズクより)
4、レモン哀歌(オトヒトシズクより)
5、My song
6、Theme from "en"
7、Southern cross
(5~7はアルバムには入っていないオリジナル曲です)

後半はクラリネットの新實紗季さんと朗読の田辺日太さんとともに、新しいアルバムの曲を披露しました。
3年前にやった「智恵子抄」の朗読公演の脚本を少し変えて、40分ほどのショートバージョンでお届けしました。
脚本・演出は松田建仁さんにお願いしました。

実は今回、高村光太郎・智恵子の研究者でいらっしゃる大島龍彦さん・大島裕子さんご夫妻がわざわざ名古屋から聴きに来て下さいました。
ご夫妻との出会いはまた追々書きたいと思いますが、今回のCDのライナーノーツを大島裕子さんにお願いし、大変素敵な文章を書いていただきました。
CDがお手元に届きましたら是非お読みください。

コンサートでもお話させていただきましたが、今回のCDを作るにあたり、本当にたくさんの方にご協力いただきました。
それも少しずつブログで書いていきたいと思います。

ひとまず、コンサートでお世話になった皆様ありがとうございました。
打ち上げも盛り上がり、楽しかったです!

※大島様よりお写真いただきました。
前列:スタッフSugiちゃん、スタッフ大久保くん、デザイナー村井さん、脚本・演出松田さん、カメラマン瑞穂さん
後列:友人遠藤さん、大島裕子さん、クラリネット新實さん、私、朗読田辺さん、大島龍彦さん

28 Oct 2013

コンサート終了

コンサート無事終了致しました。
お越しくださった皆様ありがとうございました。
今後とも応援よろしくお願い致します。

Photo by Sugi

25 Oct 2013

CD発売記念コンサート

いよいよ明日となりました。
ぜひお越しください。
コンサート会場でCDをお買い求めいただけます。
















荒野愛子CD発売記念コンサート
『智恵子抄』による ピアノとクラリネットのための小曲集

<日時>
2013年10月26日(土)
開場 18:00
開演 18:30

<出演>
荒野愛子 ピアノ
新實紗季 クラリネット
田辺日太 朗読

<料金> 2,500円

<場所>
両国門天ホール
墨田区両国1-3-9 ムラサワビル1-1階
Tel:080-3172-3891(黒崎)
http://www.monten.jp/

主催:Cafecats Music
予約・問い合わせ:cafecatsmusic@gmail.com

20 Oct 2013

『智恵子抄』による ピアノとクラリネットのための小曲集



















荒野愛子 2ndアルバム
『智恵子抄』による ピアノとクラリネットのための小曲集

荒野 愛子 ピアノ・作曲
新實 紗季 クラリネット


[曲目]
1. アトリエにて
2. 人類の泉
3. 深夜の雪
4. 僕等
5. 樹下の二人
6. あどけない話
7. 分岐
8. 風にのる智恵子~千鳥と遊ぶ智恵子
9. 値ひがたき智恵子
10. 同化
11. 終曲Ⅰ--亡き妻智恵子
12. 終曲Ⅱ--夜風も絶えた


発売日 2013年10月20日
価格 2,000円(送料別)
Cafecats Music(CCR-0002)

※現在のところ、銀行振込のみでの受付となっております。
ご希望の方は、お名前、ご住所、ご希望枚数を明記の上、
このブログのメッセージ欄、またはcafecatsmusic@gmail.comまでご連絡ください。

5 Oct 2013

智恵子命日に寄せて

今日は高村智恵子の命日です。
先日、一足先にお墓参りに行って参りました。

智恵子という女性がいたからこそ、高村光太郎は芸術家として生かされ、多くの彫刻作品を残し、「智恵子抄」という作品を生み出しました。
一人の女性の存在がこれほどまでに男性を支えるものかと、「智恵子抄」を読んでいくとよくわかります。
そして、芸術家の夫を健気に支えようとする智恵子もまた、一人の芸術家でした。
であるが故に、結婚後の智恵子の葛藤は、精神を病むほどのだったのです。
芸術家の目の前にはいつも大きな問題が立ちはだかります。
ことに芸術家同士の夫婦が共に暮らしていくには、相当な努力が必要だったと思います。
妥協を許さない智恵子は、生活者としての自分と、芸術家としての自分に、うまく折り合いがつかなかったのでしょう。

光太郎と智恵子は、お互いを高め合い、存在を認め合い、絆を強めていきました。
「智恵子抄」の美しいところは、私はそこだと思っています。
精神を病んでしまったという一事については、智恵子は不憫な女性ではあったけれど、 女性がまだ社会に進出していない時代に果敢に意見を述べ、自分らしい生き方というものを懸命に模索していた人です。
光太郎と出会い、さらに自分らしく生きることを渇望したのではないでしょうか。
「智恵子抄」の普遍性は、一人の人間の生き方が他の誰かを生かすことへ繋がるのだ、というところにあるのだと思います。

爽やかな秋空の下、墓石に刻まれた二人の名を見て、気持ちを新たにさせられました。