トリオコンサート終了

Sala Masakaさんでのトリオコンサート無事終了しました。
お越し下さった皆様ありがとうございました!
会場の素晴らしい響きと、丁寧に調整していただいたペトロフの音色に助けられ、気持ちよく演奏させていただきました。

今回は、第一部で「『智恵子抄』によるピアノとクラリネットのための小曲集」全曲をクラリネット新實さんとデュオで。第二部は新作「中原中也の追想 第一集」をヴァイオリン藤田さんも加わりトリオでお届けしました。

第一部の「『智恵子抄』による~」のほうは、かねてから全曲通し演奏をしてみたかったので、やっと叶いました。が、高村光太郎が『智恵子抄』のことを「徹頭徹尾苦しい詩集」とコメントしていたように、演奏するのも楽ではありませんでした。やはり作品を作った当初、かなり世界に入り込んでいたんだなということがわかりました。故・大島龍彦先生が、『智恵子抄』は詩集として完成された美である、とおっしゃっていたのを思い出したのですが、自分がアルバムを作る際にもそのようなことを考えていました。ですので通し演奏をすることは作品として大きな意味があります。

第二部は、一昨年くらいから作りためていた中也の詩にあてて書いた曲の中から11曲を初披露しました。もともとはピアノで作った曲ですが、中也の詩の自由さをヴァイオリンとクラリネットを入れて表現したいと思い、今回のトリオのためにアレンジしました。素晴らしい共演者のおかげで、思っていた音が見事に出せたので、本当に感謝です。音楽的にも、ずっと考えていたことを実験的にできたので、このトリオはこれから熟成させたらきっと面白くなるのではないかと思います。 「中原中也の追想 第一集」とあるので、おそらく第二集もあることでしょう!

今回ご協力いただきました会場のSala Masaka様、ピアノを提供・調整してくださいました株式会社ピアノプレップ山内様に感謝申し上げます。

Photo by Sugi

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