14 Aug 2017

ヨーロッパ旅の記録〜ベルギーの旅1

8月13日
プラハから次の目的地ブリュッセルへ向かう。空路の場合はできるだけ安い航空券を探す。少し時間と距離のロスをしてしまうが、ロンドン経由の便が安かったのでそれにした。ヨーロッパ内でも、出発地と目的地によっては空路が充実している場合とそうでない場合があり、距離は近くても直行便が少なかったり料金がものすごく高い場合がある。
ヒースロー空港はさすが大きくてセキュリティチェックも厳しかった。着いたら、乗り換えの便に間に合わない!と一瞬焦ってからあれ?おかしいな?と気づいた。イギリスは本土と時差が一時間あるのだった。時間が行ったり来たりするのは不思議だ。
夜にブリュッセルに着く。今夜は空港近くのホテルに泊まる。アメリカンの雰囲気のちょっと不思議なホテルだったが朝食は美味しく、さすがヨーロッパの玄関口ブリュッセルだけあって、各国からの旅行客が泊まっていた。

8月14日
ブリュッセルではシンガーの友人Danielの家に滞在させてもらうことになっていた。彼に電話をするが出ない。彼はニュージーランドに行っていて、今夜帰ってくる予定だった。しかし家には他の住人がいるので話は通してくれていた。午後にDanielの家に到着。迎えてくれたのはアフリカの大柄な女性。目にも鮮やかな色のドレスがよく似合う。挨拶を交わしてから彼女が言ったこと。"I don't speak English. You can speak French." いきなりで面食らった。話せるわけがない。
この家は地下1階、地上4階建てのアパートで、地下はランドリースペース、1Fはロビー、2F〜4Fが住居という具合だった。2Fには白人の高齢女性、3Fにそのアフリカ人女性とイタリア人女性、4FにDanielが住んでいた。キッチン・バス・トイレは2Fと3Fにあるようで、白人女性とアフリカ人女性がシェア、イタリア人女性とDanielがシェア、という割り振りになっているらしかった。元々は誰かの持ち物だった一つの家なのかもしれないが、このようにスペースをシェアすることはいかにもヨーロッパらしい。
アフリカ人女性が部屋に案内してくれた。3Fの奥の一角をベッドルームとして用意してくれていた。
アパートから歩いて10分くらいのところに、凱旋門が美しいParc du Cinquantenaire(サンカントネール公園)がある。天気もよかったのでしばらく散歩をする。凱旋門側からまっすぐに公園を抜けるとSchuman駅があり、EU本部や政府の主要機関などのビルが建ち並ぶ。ヨーロッパの優雅な雰囲気とは異なり、その一帯は少しピリッとした空気だ。
アパートに戻って昼寝をしているとDanielが帰ってきた。Danielとは2年前に東京で会ったきりだった。嬉しい再会だった。夜にはシェアメイトのイタリア人女性Sabrinaも一緒に夕食をとった。Sabrinaが美味しいパスタ料理を作ってくれた。食事はいつも4Fのバルコニーだった。ブリュッセルは夏と言っても少し肌寒く、天気も冴えないことが多い。けれども夏は夏、限られた季節をめいっぱい満喫するのがヨーロッパの人の過ごし方だ。
ああ、人と一緒に食事ができることが嬉しい。




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