8 Aug 2017

ヨーロッパ旅の記録〜Zurich, Lucernで過ごす

8月8日
一週間前にSienaへ来た道程を戻り、Firenze→Milano→Zurichへ。列車でトータル約700km、8時間の旅。早朝に出て夕方Zurichに着く。気温差20度以上。今夜はNikのワークショップで出会った仲間の家に泊めてもらう。一週間ぶりの仲間達が懐かしく嬉しい。友人はフラットのワンフロアを別の人とシェアしている。ヨーロッパではシェアルームが当たり前だ。作りも始めからそのようになっていて、3〜4部屋のベッドルームと共有キッチンとリビング、バスルームがある。この日はホームパーティの予定だったようで、たくさんの人がリビングに集まって一緒に食事をした。誰が住人で誰がゲストなのかさっぱりわからなかった。ワークショップの連中はもちろんセッションを始める。
ワインと仲間との再会が旅の疲れを癒してくれた。





















8月9日-10日
Zurichから1時間ほど電車に乗りLucernへ。二日間観光する。Lucernは湖と運河の街だ。スイスはたいてい天気が悪い。こちらでは天気が良いと言うかもしれない明るい日も雲が切れることはない。少なくとも私が滞在していたときは曇り空が普通で、雨も多かった。Lucernで街を歩くときも、時折ウィンドブレーカーのフードを被る必要があった。
スイスはヨーロッパで最も物価が高いと言われているが、外食は特に値が張る。しかし一度はスイス料理を食べたいので、奮発してスイスの伝統料理を出してくれるレストランに入った。スイスでは、牛、羊、鶏などの肉をメインで食べるようで、それにこってりしたホワイトソースかチーズがたっぷりかかっている。付け合わせはジャガイモ。全体的にボリュームがある。味付けには何か目立った特徴があるわけではないが、肉や乳製品は新鮮で素材がよく、とても美味しかった。パン、ワインはもちろん美味しい。
LucernではSusanneと再会した。彼女のホームタウンはここだ。昨日まで40度の灼熱の世界にいたなんて信じられないね、とお互いに笑った。ヨーロッパは少し移動するだけで気候や景色がまるで異なるから陸の旅は面白い。
Susanneが教えている音楽学校を案内してくれた。とても小さな、音楽学校には見えないような建物だ。それから少し離れた丘の上にあるクラシックの音楽学校の校舎にも案内してくれた。建物は中世にタイムトリップしたような高貴な雰囲気。木造の造りで、レッスンルームは数部屋しかないが、どの部屋にも素敵なスタインウェイ、ベヒシュタインが置いてある。こんなところで音楽を学べる学生は羨ましいとしか言いようがない。
Susanneのお気に入りの場所だという、湖と街が見渡せるベンチに座り、コーヒーを飲みながらしばらく話した。音楽の話やスイスでの暮らしの話をしてくれたが、彼女の生き方は実にシンプルでまっすぐだ。何も特別なことはなく、やるべきことだけをまっすぐに見つめて生きていけることは、私の理想だ。美しい景色に美しい時間はあっという間に過ぎる。
明日にはスイスを離れ、次のセクションが始まる。

ルツェルン湖

丘から眺めるルツェルン湖

Meggenhorn城

音楽学校

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